さて、ガーデンツアー最後は藤田さんのプライベートガーデン。
実はお昼ご飯を食べて、バスに向かう途中に、ビビビと私を呼んだのがここのお庭。
完成された素晴らしいお庭なのはもちろんなのですが、なんだか懐かしい郷愁を呼ぶ感じ。
道路より高台にあり見えないのですが、それでも素敵オーラをプンプン出していたので、
ミナ吉さんに聞いたら、そこは滝の入ローズガーデンの後に寄る場所とのこと。
楽しみにしていたのです。
道路から見るとこんな感じ
グリーンローズガーデンの庭主さんもそうでしたが、
お二人とも共通して、
パワフルで爽やかで朗らかでスマート!そしてお洒落!!
退職されてから庭作りを始め、
なんとご自宅から車で40分もかけて通われているそうです。
何年もかけて、ほとんどがお一人で手がけた庭。
この土地に庭を造ることを決めた理由は、
2本の古い大きな梅の木があったこと、
道路から一段高くなっていること、
三方を傾斜した土地に囲まれていること、
だそうです。
階段を上がる前から目を惹くこのコーナー
ゲンノショウコもさりげなく咲いています。
こんな手作りの階段を上ってお庭に入ります。
わくわくする~
ここを入口にしたのにも理由があって、
上がってから奥を見通したときに
山を借景として、お隣のうどん屋さんの屋根だけが見える風景が決め手だそうです。
この方向ですね。
曲がりくねって奥に誘う、まさに秘密の花園。
この小屋は、道具入れにしている倉庫を
回りから板で囲んで隠しています。
ガーデナーはアイディアマンでもありますね。
手前のコーナーのバラや草花の瑞々しいこと!
名前聞かなかったけど、
このバラ、うちのと同じペールドールかなあ...。
どのバラも病気ひとつしていません。
小道の曲がり具合もまたくすぐられる~
この奥のパーゴラは、春にはどんなバラで飾られるのでしょう。
そして、その下のテーブルには
かっこいい~♪
このダリアの色、オサレ。雑貨も真似したい。
大人かわいい。
メインストリート?に戻ります。
様々な形のアーチをくぐります。
写真は振り返って入口を見たところ。
アーチにはそれぞれバラが。
アーチ欲しいけど、猫額庭にはちょっと無理ですね。
一番気に入った、と言うより咲いていたからだ とは思いますが
可愛かったアーチのバラは、アプリコットピンクのコーネリア。
かわえ~
古い梅の木というのはこれ
外から見たところ
惹かれたのが分かるような気がします。
大きな古い花木と遠くに見える山。
なんだか私達姉妹の原風景とかぶるのですよ。
春一番の花、見事でしょうね。
この木があるから懐かしい庭に思えるのだと、写真を見た姉の談。
昔からあったかもしれない梅の木に続く小道
小枝の柵!!真似できる
木の下はたくさんのクリスマスローズ
一株たわわに咲いていました。
この斜面の感じ、好きでたまらない。
手前の黄バラもポイントですね。
外の斜面も・・・。
植物の組み合わせのセンスがとてもとても素晴らしいです。
花のない、こんなコーナーも素敵
奥に奥に
この煉瓦の貼り方?もメモメモ。
ケンパしてるみたいで楽しい。
奥の奥にある白モッコウバラのドームの下で
美味しい紅茶とクッキーのお接待を受けながらガーデニング相談。
私も知ったかぶりして、白モッコウバラいい香りですよね~なんて調子に乗りました。
一番奥には一番最初に植えられたというブルーベリー畑が広がっていました。
私ならここに、私と猫2匹だけが住める、
ハグリットのうちくらいの小さい小屋をたててひっそりと庭を楽しんで住みたい。(妄想)
グリーンローズガーデンの斉藤さん、
そして藤田さん、ありがとうございました。
雑誌に何度も掲載されたり、こうしてガーデンツアーに組み込まれたりする
誰もが憧れる素晴らしい庭を創り上げるには、
やはりセンスと膨大なエネルギーが必要だと思います。
ほんの一部分しか真似できないけれど、場所が狭くても時間が限られていても
自分らしい庭は誰しも創ることができそうです。
庭は一番身近なパワースポットだと常々感じていますが、
魅力あるガーデナーさんからもお日様の光のように力を感じました。
そんな素敵なオーラをお二人のガーデナーから
たくさん浴びることができたのも、このガーデンツアーのひとつの大きな収穫です。
行ってよかったなあ。